島根県と鳥取県が17日、957人、888人がそれぞれ新型コロナウイルスに感染したと発表した。16日確認分。島根で1人、鳥取では5人の感染者が死亡し、累計死者数は島根246人、鳥取216人となた。新たなクラスター(感染者集団)が島根で3件、鳥取で2件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で、診断した医療機関の所在地別内訳は松江市285人、出雲市238人、大田市65人、益田市57人、雲南市48人、奥出雲町41人、邑南町36人、浜田市26人、安来市25人、隠岐の島町15人、津和野町11人、川本町、海士町各8人、江津市、飯南町各2人、吉賀町1人。ほかに医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人が89人。
クラスターは浜田保健所管内の障害者福祉施設7人、県央保健所管内の児童福祉施設5人、松江市内の高齢者福祉施設6人で、県内の発生は累計1011件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市378人、米子329人、倉吉181人。死亡5人の年代別の内訳は70代、80代各2人、年代非公表1人。クラスターは倉吉市の社会福祉施設、東伯郡の高齢者福祉施設でそれぞれ13人。県内のクラスターは累計796件となった。関係者の感染で鳥取市の用瀬小学校、気高中学校で学年閉鎖、湖東中学校で学級閉鎖とした。
累計感染者数は島根15万3548人、鳥取12万8368人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計539床)が64・9%、鳥取(351床)は40・6%。宿泊療養は島根12人、鳥取31人。重症者は島根1人で、鳥取はいない。
(清山遼太、藤井俊行)