島根県と鳥取県が１８日、６７９人、８３３人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。１７日確認分。感染者で島根１人、鳥取の９０歳以上１人が死亡し、累計死者数は島根２４７人、鳥取２１７人となった。新たなクラスター（感染者集団）が島根で９件、鳥取で６件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は松江市２２１人、出雲市１５１人、浜田市５１人、益田市４０人、大田市３４人、雲南市３３人、安来市２５人、邑南町２１人、隠岐の島町１４人、江津市１０人、奥出雲町８人、飯南町、川本町各３人、津和野町２人、海士町、西ノ島町各１人。ほかに医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」の登録者６１人。
クラスターは隠岐保健所管内の高齢者福祉施設６人、益田保健所管内の高齢者福祉施設６人、県央保健所管内の医療機関１４人、高齢者福祉施設６人、浜田保健所管内の学校６人、出雲市の児童福祉施設１６人、松江市の高齢者福祉施設３カ所でそれぞれ２３人、５人、５人。県内のクラスターは累計１０２０件となった。
鳥取県分で、保健所管内別の内訳は鳥取市３８８人、米子３１５人、倉吉１３０人。クラスターは鳥取市の私立高校２５人、市役所本庁舎１階６人、米子市の高齢者福祉施設７人、倉吉市の高城小学校８人、境港市の高齢者福祉施設６人、東伯郡の認定こども園７人で、県内の累計８０２件。
累計感染者数は島根１５万４２２７人、鳥取１２万９２０１人。病床使用率は島根（即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計５２２床）が６１・７％、鳥取（確保病床３５１床）は４１・６％。宿泊療養は島根１５人、鳥取３０人。重症者は島根１人で、鳥取はいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
