境港市の境漁港で18日、サバを中心に計1553トン(速報値)の水揚げがあり、2023年に入り初めて市役所に大漁旗が掲げられた。22年の初掲揚は3月4日で、45日早い。
水揚げの内訳は午前9時現在、サバ1390トン、ブリ幼魚のツバス112トンとワラサ19トンなど。市によると、境港や隠岐諸島、九州、愛媛県の主に巻き網漁船が水揚げをしたという。
大漁旗は縦3メートル、横1・4メートル。1日当たりの水揚げ量が千トンを超えた際に、市が庁舎本館の正面玄関上部に掲げている。22年は計20回だった。
境港水産振興協会によると、23年の水揚げ累計(速報値)は18日現在、前年同期比で約2・2倍の6029トン。
(松本稔史)