出雲市西新町2丁目、しまね花の郷で「パンジー・ビオラ展」が開かれ、黄色やブルーといった色とりどりの花が来場者の心を癒やしている。厳しかった冬がようやく終わり、春が近づいてきた。春を代表するパンジー・ビオラの写真を紹介する。展示は27日まで。
 (出雲総局報道部・佐野翔一)

品種名「春ららら」(写真はいずれも出雲市西新町2丁目、しまね花の郷)
品種名「フロステッドチョコレート」


 パンジーとビオラはスミレ科の一年草。品種改良によって花の色や大きさ、模様が異なり多くの種類がある。寒さに強く秋に植えて、秋から冬を彩る花としても人気だが、春になると花が一斉に咲き誇るため、春を代表する花として人気がある。
 

品種名「春るるる」
品種名「カクテルドレス」

 

 「パンジー・ビオラ展」では生産者の長谷川美由紀さん(38)=出雲市塩冶町=が育てた紫、白、青、ピンク、黄色など色鮮やかな品種を1種類ずつ鉢に入れ、66点が並ぶ。
 

品種名「晴れの日のパル」
品種名「ハニービー」


 「カクテルドレス」「つぶらなタヌキ」「ハニービー」などユニークな品種名があり、花びらの色や模様から名前の由来を想像して楽しめる。

 入園料は大人200円、小中学・高校生100円、未就学児無料。開園時間は午前9時半~午後4時半。火曜は休園。