島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が17日、192人、147人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。16日確認分。クラスター(感染者集団)が島根で2件、鳥取で3件発生した。

 【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市59人、松江市43人、雲南市31人、浜田市、益田市各10人、江津市、邑南町各5人、飯南町4人、安来市、奥出雲町各3人、津和野町2人、大田市、吉賀町、知夫村、隠岐の島各1人。医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者は13人だった。

 クラスターは雲南保健所管内の高齢者福祉施設8人、出雲市の学校の部活動5人で、県内の累計は1102件となった。

 鳥取県分で、保健所管内別の内訳は鳥取市36人、米子54人、倉吉57人。クラスターは鳥取市の認定こども園9人、倉吉市の医療機関15人、西伯郡の保育所8人で、累計872件。

 累計感染者数は島根16万4195人、鳥取13万8292人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計354床)が29・1%、鳥取(確保病床351床)は14・0%。宿泊療養は島根2人、鳥取4人。重症者は両県ともいない。
 (青山和佳乃、藤井俊行)