<短歌>
◇湖笛会松江(松江市)
嵐去り人影も無き砂浜にポツンと一つ小さき長靴 山本 令子
かまきりは枯れ葉色して夕映えの障子の間に腹子をもちて 小須賀倶子
風止みてしんと冷えゆく夜明け方白を措くかな庭草の上 佐伯 立子
夕光に南天の実のつややかに映ゆるひとときこの年も逝く 湯川 信成
みづうみの薄氷の上に撥ねし魚の鋭き光を初夢とせむ 安部 洋子
苗木より育てし姫侘助の花咲けりうす桃色を玄関に置く 古志 節子
北国から届きし南瓜ほこほこと夕餉に並ぶ冬至を...
<短歌>
◇湖笛会松江(松江市)
嵐去り人影も無き砂浜にポツンと一つ小さき長靴 山本 令子
かまきりは枯れ葉色して夕映えの障子の間に腹子をもちて 小須賀倶子
風止みてしんと冷えゆく夜明け方白を措くかな庭草の上 佐伯 立子
夕光に南天の実のつややかに映ゆるひとときこの年も逝く 湯川 信成
みづうみの薄氷の上に撥ねし魚の鋭き光を初夢とせむ 安部 洋子
苗木より育てし姫侘助の花咲けりうす桃色を玄関に置く 古志 節子
北国から届きし南瓜ほこほこと夕餉に並ぶ冬至を...
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