元高校教諭で、日本写真家協会会員の細木良男さん(69)=出雲市西平田町=が、白血病の治療を乗り越えてカメラを構える。島根県津和野町出身の報道写真家、桑原史成さん(86)の「何でも撮れ」との教えを胸に、治療の様子も写真に残した。4日から、近所の公園を切り取った写真展を開くほか、近く自宅横に常設展示スペースをつくり、写真での記録と発信を続ける。
(吉田真人)
細木さんは大学時代、アルバイト代をはたいてカメラを購入。町や自然の風景を撮り続け、勤務先の県立高校では写真部の顧問を務めた。桑原さんとは2007年に島根県であった全国高校総合文化祭写真部門の準備を通じて親交を深め、退職後は16年の熊本地震などで取材に同行した。
17年夏、左ふくらはぎに腫れがあり病院を受診すると、急性リンパ性白血病と診断された。抗がん剤治療に加え、18年春に骨髄移植を受けた。
入院中は病室から一歩も出られない中、便秘や吐き気、味覚障害などの副作用に苦しんだ。そんな中、支えになった一つが写真だった。熊本地震で桑原さんの取材に同行した際、「何でも...













