松江ゆかりの文豪・小泉八雲(1850~1904年)の妻・セツ(1868~1932年)に着目した小説「ヘルンとセツ」のNHKドラマ化を目指す官民の動きが、地元で活発化している。昨年8月の出版を機に、松江市と松江商工会議所を中心にNHKへの要望や地元でのイベントを展開。ギリシャ生まれの八雲と、松江のセツが異文化を受け入れ合った姿は多様性を重視する現代にも通じ、視聴者の撮影地巡りも期待できることから、機運が高まっている。

 小説は、NHKの大河ドラマ「篤姫」「江~姫たちの戦国~」や、連続テレビ小説「さくら」などの脚本で知られる益田市出身の脚本家・田渕久美子さんが手がけた。松江を舞台に、...