島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が8日、それぞれ107人、145人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日確認分。鳥取で90代以上の陽性者1人が死亡し、累計死者数が260人となった。新たなクラスター(感染者集団)が島根で2件発生した。

 【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は出雲市40人、松江市28人、浜田市12人、雲南市6人、益田市、隠岐の島町各3人、大田市、江津市各2人、安来市、邑南町、西ノ島町各1人。ほかに、医療機関を受診せず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が8人だった。

 クラスターは松江市の医療機関5人、雲南保健所管内の高齢者福祉施設6人で、県内の累計は1123件となった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市59人、米子68人、倉吉18人だった。

 累計感染者数は島根16万6776人、鳥取14万447人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計264床)が12・9%、鳥取(確保病床351床)は10・5%。宿泊療養は島根1人、鳥取5人。重症者は両県ともいない。
 (青山和佳乃、藤井俊行)