島根県と鳥取県は16日、68人、74人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。15日確認分。島根で1件のクラスター(感染者集団)が発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市20人、松江市15人、雲南市7人、隠岐の島町4人、浜田市3人、大田市2人、益田市と安来市、江津市、奥出雲町、邑南町、吉賀町各1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は11人だった。
クラスターは、松江市内の高齢者福祉施設で6人の感染を確認。県内の累計は1126件となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子44人、鳥取市18人、倉吉12人。
累計感染者数は島根16万7453人、鳥取14万1046人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計260床)12・7%、鳥取(確保病床351床)10・5%。宿泊療養は島根1人、鳥取2人。重症者は島根1人、鳥取はいない。
(清山遼太、岸本久瑠人)