島根、鳥取両県が21日、127人、107人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。20日確認分。新たな感染者集団(クラスター)が島根、鳥取で各1件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県分で、診断した医療機関の所在地別内訳は、出雲市71人、松江市28人、雲南市7人、益田、大田、安来各市、隠岐の島町各3人、浜田市2人、飯南、吉賀両町各1人。医療機関を受診せず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者は5人。
クラスターは出雲市の高齢者福祉施設8人で、県内の累計は1128件となった。
鳥取県分で、保健所別は米子保健所45人、鳥取市、倉吉両保健所各31人。クラスターは東伯郡の高齢者福祉施設の入所者8人で、県内の累計895件。
累計感染者数は島根16万7808人、鳥取14万1349人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計264床)が11・0%、鳥取(確保病床351床)が9・4%。宿泊療養は鳥取1人、重症者は島根1人。
(古瀬弘治)