江津市民ゆかりの星高山(標高470メートル)の中腹にある江津市島の星町の「椿(つばき)の里」に植栽されたツバキが見頃を迎えた。4年ぶりの「椿まつり」が25日始まり、色とりどりの花を来場者が楽しんでいる=写真。
椿の里は、3万平方メートルの敷地に約100種類のツバキが700本植えられ、種類ごとに開花時期が異なるため、4月中旬まで楽しめる。来場者は白や赤、ピンクといった多彩なツバキをじっくりと観賞していた。
家族4人で訪れた江津市嘉久志町の教員、仁宮美絵子さん(37)は「種類が多く見ていて飽きない。見頃の期間中にまた来たい」と笑顔で話した。
椿まつりは、市内6事業者らでつくる「島の星山椿の里会」や江津商工会議所、市観光協会が主催し31回目。26日は午前10時~午後3時、椿の鉢植えや園芸肥料、飲食の販売、抽選会がある。 (村上栄太郎)