大屋剛専務取締役西部本社代表(左)から表彰状を受け取る受賞者=浜田市竹迫町、山陰中央新報社西部本社
大屋剛専務取締役西部本社代表(左)から表彰状を受け取る受賞者=浜田市竹迫町、山陰中央新報社西部本社

 山陰両県の小中学生を対象にした「第20回山陰子ども書道展」(山陰中央新報社主催、開眼、日本習字教育財団、新日本書学院、五風会、江心協力)の石見ブロックの表彰式が30日、浜田市竹迫町の山陰中央新報社西部本社であった。最優秀賞を受賞した24人が出席し、賞状を手に喜びをかみしめた。

 式は保護者が見守る中、山陰中央新報社の大屋剛専務取締役西部本社代表が一人一人に賞状を手渡した。審査委員の一人で、書道誌・江心の山﨑銀川代表(69)が講評し「小学生は元気の良い作品、中学生は修練した技術が盛り込まれた作品が多く感心した」とたたえた。

 代表してあいさつした江津中学校3年の坂根咲桜(さお)さん(15)は「年長から習い始め、中学卒業の節目に受賞できてうれしい。高校生になっても続けたい」と決意を語った。

 書道展は出雲、石見、鳥取の3ブロックで計1506点の応募があり、小中学校の各学年から10点ずつの計90点を最優秀賞に選んだ。

 (吉田雅史)