日本原子力発電東海第2原発の運転差し止めを言い渡した18日の水戸地裁判決は、事故から住民を守る最後のとりでとなる避難計画の欠陥を指摘した。計画策定が難航する原発は多く、責任を背負わされた形の自治体は苦慮する。東京電力福島第1原発事故から10年。この日は四国電力伊方原発の運転を容認する決定も出た。原発は安全に利用できるのか―。今も論争の決着はつかない。 (1面...
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