島根県と鳥取県が19日、38人、66人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。18日確認分。クラスター(感染者集団)は島根で1件、鳥取で「集団感染事例」(7日間で5人以上確認)が1件あった。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市11人、出雲市9人、浜田市5人、大田市と江津市、隠岐の島町各2人、益田市と雲南市、奥出雲町、邑南町各1人。医療機関で診察を受けずに自主検査のみで「しまね陽性者登録センター」に登録した人は3人だった。
新たにクラスターが発生したのは、県央保健所管内の医療機関で5人の感染を確認。県内のクラスターは累計1141件。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市20人、米子32人、倉吉14人だった。クラスター認定に代え、高齢者施設や小中学校などの報告を基に公表している集団感染事例は、米子市の医療機関で12人が報告された。 累計感染者数は島根16万9279人、鳥取14万2979人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計231床)4・3%、鳥取(確保病床351床)5・1%。宿泊療養、重症者はともに両県ともいない。
(清山遼太、吉金亮太)