新型コロナウイルス感染症の法的な位置付けが「5類」に移行し、飲食、観光業界を中心に経済活性化が期待される新たな日常が8日始まった。「有事」から「平時」への転換に伴う経済効果が予測される一方、人手不足対策やマスク着脱を巡る課題も浮き彫りに。医療・高齢者施設は、なお慎重な対策を取る。

 新型コロナウイルスの感染法上の位置付けが5類に移行し、人々の暮らしや行動はどう変化するのか。3年半に及んだコロナ禍...