鳥取市が19日、春の人事異動(4月1日付)を発表した。総勢462人で、昨年度比では63人少なかった。部長級11人のうち5人が退職した。ほかの対象者は次長級22人、課長級41人。新型コロナウイルス対策として市保健所に職員を1人増員、保健師2人を兼務とし、体制強化を図る。

 2021年度から始まる市の第11次総合計画と第2期総合戦略を総括する「政策企画課創生戦略室」を「地方創生・デジタル化推進室」とし、国のデジタル政策にも対応。マイナンバーカードの活用や手続きのオンライン化などを進める。

 市水道局、市立病院、県東部広域行政管理組合も19日に4月1日付の人事異動を発表した。(岸本久瑠人)

 【部長級】市民生活部長(市民生活部環境局長兼生活環境課長)鹿田哲生▽農林水産部長(下水道部次長兼下水道建設課長)田中英利▽都市整備部長(農林水産部次長兼農村整備課長)岡和弘▽教育委員会事務局副教育長(教育委員会事務局次長兼学校教育...