出雲地方では江戸時代に藩主が出雲大社参拝や、藩内巡察、鷹狩りなどの折に休憩や宿泊所として素封家の家々を利用し、これらを「御本陣」と称しました。御本陣では、さまざまな調度のほか、藩主の用いる座敷の床の間には「唐絵(からえ)」という中国の掛軸も用意することが求められました。した...
残り1250文字(全文:1388文字)
続きを読むには会員登録が必要です
無料会員登録(山陰中央新報IDを取得)すると
付きのデジタル記事が月5本まで読める
ニュースレターで最新情報を受け取れる
プレゼント応募や、クーポンが利用できる