【出雲】出雲市大社町杵築南の神門通りで13日、夏に向けて浴衣をレンタルし観光名所を散策するサービスが始まった。浴衣姿で写真撮影や人力車を体験し、出雲ファンをさらに増やしたい考え。9月末まで。
観光案内人力車「雲州人力社中」を運営する糸賀太郎代表(32)が浴衣を集めていたクリスタルボウル販売店の春名晶子代表(64)と共同で企画した。
浴衣20着、帯14種類を用意。春名さんが着付けを担当し、好きな色の着物や浴衣を選び、希望者には髪結いもする。人力車は20分のコースで要望に合わせて行き先を決める。道中で糸賀さんが写真撮影をする。
今後は浴衣の数を増やし、海外にも発信する。春名さんは「観光客に出雲を好きになってもらい、街を盛り上げるきっかけになればうれしい」と話した。
レンタル、着付け、髪結い、撮影代、人力車の料金込みで1人1万円。1日1組2人までで、希望者は前日までに予約する。問い合わせは春名さん・電話080(2379)9781。
(佐野翔一)