【益田】益田市高津地区で16日にある「万葉の里ひとまろフェスタ」の会場を飾ろうと高津中学校の生徒がこのほど、2025本の風車作りに取り組んだ。
万葉歌人・柿本人麻呂(人麿)没後1300年を記念し、地元住民でつくる実行委員会が企画。縦横各9列の格子状に仕切られた高さ、幅とも1・8メートルの木枠25枚を地元の建設会社が作成。それぞれに81本の風車を置き、人麻呂をまつる高津柿本神社(高津町)そばの県道沿いに飾る。
高津中学校1、2年生約90人が参加し、高津中体育館や高津小学校で作業をした。風車を組み立てて木枠に取り付け、出来栄えを確かめた。
2年の沖田風亜(ふうあ)さん(13)は「みんなで協力して色の組み合わせを考えながら取り組んだ。当日、友達と見に行くのが楽しみ」とほほ笑んだ。
フェスタは正午~午後9時まで、同神社と近くの高津公民館、やぶさめ公園の3会場で開催。石見神楽と狂言の共演、ご当地アイドルのステージ、出店などがある。(中山竜一)










