北海道総体の弓道女子団体で優勝した倉吉西の(左から)有沢侑楽、酒井心優、西村有花、森脇心、生田愛澄、筏津凜、福光善太監督=札幌市、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
北海道総体の弓道女子団体で優勝した倉吉西の(左から)有沢侑楽、酒井心優、西村有花、森脇心、生田愛澄、筏津凜、福光善太監督=札幌市、真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

 全国高校総合体育大会(インターハイ・北海道総体)の弓道競技は6日、札幌市の真駒内セキスイハイムアイスアリーナで男女団体の準々決勝から決勝までがあり、女子の倉吉西が9年ぶり2度目の優勝を果たした。

 準々決勝では大垣商(岐阜)を16-12、準決勝では祐誠(福岡)を15-14でそれぞれ下して決勝に進出。

 神島(和歌山)と対戦した決勝は16-16の同中となり、競射(5射)にもつれ込んだ。競射はプレッシャーに負けない精神力の強さを見せて4-3で制し、3年の西村有花は「5人が心を一つにできた。練習の成果を存分に発揮できた」と話した。

 北海道総体での山陰両県勢の優勝は、カヌースプリント・男子カヤックフォア500メートルの島根中央に続き2例目となった。(景山達登)