自分に似合うファッションやメークが分からない、同じような服ばかり選んでしまうといった悩みのある人は多いのではないだろうか。そんな人は、自分に似合う色を知っておくとよさそうだ。松江市内のパーソナルカラーアナリスト桑谷優子さん(37)に、色を生かすこつを聞いた。 (金津理子)

 

 パーソナルカラーとは、その人の肌、髪、瞳、唇などの色と雰囲気が調和した、似合う色のこと。知っておくと「色を味方につけて鮮やかな気持ちで日々を送れる」と桑谷さんは話す。桑谷さんはモデルスタジオミューズ取締役兼プロデューサーで、一般社団法人メイクカラーアナリストアカデミーJAPAN協会が認めるパーソナルカラーアナリストだ。

 パーソナルカラーを知るためには、まず肌の色のベースを見て、黄み寄りなら「イエローベース(イエベ)」、青み寄りなら「ブルーベース(ブルベ)」に分類する。さらにイエベは「スプリング」と「オータム」、ブルベは「サマー」と「ウインター」に分けられ、この四つが基本タイプになる。

 スプリングの人は春の花畑のような元気でキュートな...