自民党に所属する国会議員は小選挙区、比例代表選出合わせて387人。約100人の最大派閥・清和政策研究会を細田博之氏(衆院島根1区)、約50人の第3派閥・平成研究会を竹下亘氏(同2区)が率いている。共に党三役や閣僚を経験し、政治家、官僚の双方ににらみを利かせる。

 国会議員の大きな役割は国家の制度づくりだ。人口減少地域に手厚い財政支援がある過疎法の議論を巡り、象徴的な場面があった。

 焦点となったのは財政支援の適用範囲。党内の特別委員会では国の財政再建を理由に、これまでに比べて絞り込む案が浮上した。島根県内では益田、安来両市が該当し、ハード整備などで従来通りの支援が得られない可能性が出ていた。

 これに対し、委員会顧問の細田、竹下両氏らが会合をボイコットする...