安来市伯太町日次の県道沿いにある酪農・乳製品製造のわたなべ牧場の建物に18日、幅5・5メートル、高さ3・5メートルの牛の壁画がお目見えした。市民グループが企画して市民約40人と一緒に色を塗った。10月中に細部を仕上げる。通りかかる市民の目を引きそうだ。
イラストレーター中野滋さん(56)=安来市=たちの市民グループ「安来So-Zo(そうぞう)舎」が発案し、参加を呼びかけた。飲食店を営み、わたなべ牧場と取引があるメンバーが大きな壁を見て、思いついたという。
性別や年齢、国籍、障害の有無などを問わず多様性ある社会を願い、牛を赤、青、黄などさまざまな色でモザイク状に塗り分けた。中野さんが下絵をデザインし、色の境界をマスキングテープで示して各区画の色を指定し、市民と一緒にアクリル絵の具で着色した。
中野さんは「美術館でなくても街中でアートに触れられる場所があるといい」と話した。今後も絵画や立体作品など市内各所でアート創造に取り組みたい考えだ。
(桝井映志)














