「緑のカーテン」の出来映えを見る益田法人会員=益田市常盤町、市役所
「緑のカーテン」の出来映えを見る益田法人会員=益田市常盤町、市役所

 【益田】ゴーヤーを育ててすだれ代わりにする「緑のカーテン」の写真展が19日、益田市常盤町の市役所1階ロビーで始まった。ゴーヤーの苗を無料配布する益田法人会(森本恭史会長)が活動成果を発表する場として実施。102点が並び、訪れた人の関心を誘っている。29日まで。

 ゴーヤーは暑さに強く、葉が日差しを遮り、エアコンの使用時間が減らせる。益田法人会は益田市と島根県津和野、吉賀両町の企業約800が加盟し、2009年から「みどりのカーテン事業」に取り組む。

 5月に約140法人・個人に苗約千株を配布した。写真展への参加を呼びかけたところ、56法人・個人から作品が寄せられた。ゴーヤーが軒先や窓際を覆い、涼しげな雰囲気が伝わる。

 益田法人会社会貢献委員会の大畑正一委員長(61)は「今年の夏は猛暑だったが素晴らしい出来栄えの写真がそろった。多くの人に見てもらい、持続可能な開発目標(SDGs)の推進に貢献する意識を高めてほしい」と話した。(中山竜一)