来場者(左)にゴーヤーの苗を手渡す益田法人会員=益田市駅前町、フラワー湖月
来場者(左)にゴーヤーの苗を手渡す益田法人会員=益田市駅前町、フラワー湖月

 【益田】夏に向けてゴーヤーを育て「緑のカーテン」で温暖化防止、節電に役立てようと、益田法人会(森本恭史会長)が11日、益田市内で会員や市民に無料で苗を配った。

 ゴーヤーは暑さに強く、葉が日差しを遮り室温上昇を抑え、エアコンの使用時間が減らせる。益田法人会は益田市と島根県津和野、吉賀両町の806社でつくる。社会貢献委員会(大畑正一委員長)が2009年からゴーヤーの緑のカーテン写真コンテストに合わせ、事業所や家庭で育ててもらおうと苗の配布をし、15回目。

 受け取り場所の同市駅前町の生花店「フラワー湖月」で、大畑委員長(61)ら5人が事前に申し込みをした会員らに高さ16~17センチの青々とした苗を配った。12日も配布予定で、計千株を準備した。

 大畑さんは「これまでに1万2千株を配布し活動の広がりを感じる。今年の夏は猛暑が予想されるうえに電気代が高騰している。省エネ、エコ活動を実践してほしい」と呼びかけた。

 (中山竜一)