綱を手に懸命にトラックを引っ張る参加者＝江津市江津町、市総合市民センター駐車場
【江津】人の力でトラックを引っ張る「トラック引きレース」が２４日、江津市江津町の市総合市民センター駐車場であり、参加した市内の事業所の従業員が力を込めて綱を引っ張り、タイムを競った。
「トラックの日」（１０月９日）を前に、島根県トラック協会江津支部（花田靖支部長）が、業界への関心を高めてもらおうと初めて開催した。
ヘルメットやひじ当てなどを装着した同支部加盟１０社４５人が９チームに分かれた。家族らが近くで声援を送る中、全長２０メートルのコースで１０トントラックに結んだ綱を握り、歯を食いしばって引っ張った。
参加した本田哲也さん（４４）は「トラック業界に関心を持つ人が増えるきっかけになってほしい」と話した。
同支部は来年以降、トラックの日に合わせて、一般参加者を募集するレースとして開催を目指している。
また、秋の全国交通安全運動に合わせて同支部は加盟１５社２９４人の交通安全宣言の署名簿を江津署に提出した。（村上栄太郎）
