コース途中のエイドステーションで野菜の煮しめなどを食べる参加者=島根県奥出雲町下横田
コース途中のエイドステーションで野菜の煮しめなどを食べる参加者=島根県奥出雲町下横田

 奥出雲おろちループグルメマラソンが8日、道の駅・奥出雲おろちループ(島根県奥出雲町八川)を発着点にあり、県内外から参加した約450人が景色や食材を楽しみながら、健脚を競った。

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 絲原記念館(同町大谷)で折り返す37キロのコースで開催。ソロに約230人、チーム(2~6人)リレーに48チーム計約220人が参加した。

 参加者は沿道の住民の声援を受け、急勾配やループ橋を走破。コースの途中で手打ちそばやささ巻き、どら焼きなどさまざまな食材を味わい、ゴール後は仁多米や奥出雲和牛の焼き肉などに舌鼓を打った。

 娘、友人らと5人でリレーに参加した広島市安佐南区の会社員藤原尚子さん(48)は「ゴール後の景色がきれいで爽快感があった。食事もおいしくて最高」と喜んだ。

 マラソンは、昨年に続き2回目。地域活性化を目的に、八川地区の有志らでつくる八川地区小さな拠点づくり推進委員会(愛称・八川未来図)が開いた。(山本泰平)