中国地方最高峰・大山(1729メートル)の山頂から朝日が昇るように見える「ダイヤモンド大山」が、10月中旬から11月下旬にかけて、米子市内から観察できる。21、22日には、米子市久米町の国史跡・米子城跡天守台で観望会が開かれる。
両日の日の出の時間は午前6時15分ごろ。天候の状況が良ければ30分後に、大山の山頂と重なる朝日を展望できる。観望会では、300個限定で記念品のミニライトを配布するほか、米子城武者隊の演舞、キッチンカーによる飲食の販売がある。
ダイヤモンド大山が見られるポイントは米子城跡のほか、米子水鳥公園(27日ごろ)▽弓ケ浜展望台(11月23日ごろ)▽皆生温泉(11月28日ごろ~12月1日)など-。
伊木隆司市長は「場所によって違ったダイヤモンド大山が見られる」と期待し、観光にも積極的に生かす考えでいる。市によると20~23日には、関西方面からの2社のツアー客が訪れるという。