古代ローマは紀元前753年に建国後、王政、共和政、帝政と体制を変えながら、領土を拡大。繁栄の後に東西分裂し、最後は東ローマ帝国がオスマン帝国に敗れる形で1453年、滅亡した。

 実に2200年もの長きにわたって続いた超大国が消滅したのだ。当時の人々に、それは月が落下したほどの衝撃を与えたであろう。

 東京都美術館で開催中の「永遠の都ローマ展」には...