バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックが21、22の両日に対戦した佐賀バルーナーズ(西地区)には、山陰両県ゆかりの選手も在籍する。島根から期限付き移籍している山下泰弘選手(37)と鳥取東高出身の岸田篤生選手(27)に対しては観客席から大きな拍手が送られ、試合後には2人とも「地元」でプレーできた喜びを語った。

試合前のオープニングセレモニーで佐賀の主将・山下選手が紹介されると、会場は島根の選手を迎える時のような拍手と歓声に包まれ、中には山下選手の名前入りのタオルを手に観戦するファンもいた。
山下選手は2019~20年シーズンから島根でプレーし、佐賀への期限付き移籍は2季目。昨季は主将としてB1昇格を果たしたチームを引っ張った。
島根時代は高いコミュニケーション能力や気さくな人柄が評価され、「...