花束を受け取り、ガッツポーズで応える三上紗也可選手=鳥取市東町1丁目、鳥取県庁
花束を受け取り、ガッツポーズで応える三上紗也可選手=鳥取市東町1丁目、鳥取県庁

 7月の世界水泳選手権女子3メートル板飛び込みで7位入賞し、2024年パリ五輪出場を決めた三上紗也可選手(22)=日体大、米子南高出=の激励会が24日、鳥取県庁で開かれた。平井伸治知事からエールを受けた三上選手は「必ずメダルを持ち帰る」と活躍を誓った。

 激励会は県が主催し、安田千万樹コーチ(52)や県水泳連盟、県スポーツ協会の関係者も出席した。

 平井知事は「(準決勝で敗退した)東京五輪の悔しさを乗り越えたからこそパリがあると思う。自信を持って臨んでほしい」と述べ、地元のジュニア選手が花束を贈った。

 三上選手は「今シーズンは何度も国際大会に出場し、やっと世界のトップと競り合えるところに来た」と手応えを強調。「オリンピックの借りはオリンピックでしか返せない。必ずメダルを持ち帰り、皆さんの前に立ちたい」と決意を新たにした。

 米子市役所も訪問し、伊木隆司市長にパリ五輪の代表内定を報告した。
  (福間崇広)