年賀はがきの販売を記念し、くす玉を割る園児=松江市東朝日町、松江中央郵便局
年賀はがきの販売を記念し、くす玉を割る園児=松江市東朝日町、松江中央郵便局

 2024年用の年賀はがきの販売が1日、始まり、松江市東朝日町の松江中央郵便局で園児21人が参加し、セレモニーがあった。

 セレモニーは4年ぶりに開かれた。松江中央郵便局の和田公治局長は「紙の年賀状を出して多くの人に感謝を伝えてほしい」とあいさつした。松江市大庭町、育英幼稚園の園児21人が合奏や年賀はがきの歌を披露。郵便局のオリジナルキャラクター「ぽすくま」と一緒にくす玉を割った。

 9時からの販売に合わせてはがきを購入しようと、受付には列ができ、園児が年賀状を買う体験コーナーもあった。

 セレモニーに参加し、年賀はがきを購入した育英幼稚園の堀尾公栄くん(5)は「家族に年賀状を書きたい」と話した。

 24年の年賀はがきは干支(えと)の辰(たつ)やヤマタノオロチなどが印刷された7種類を販売する。はがきの受け付けは12月15日に開始し、25日までに投函(とうかん)すれば元旦に届く。(林李奈)