全国で流行が続くインフルエンザが山陰両県でも猛威を振るっており、直近1週間(10月23~29日)の1定点当たりの感染者数が島根13・76人、鳥取22・86人となった。島根県は今シーズン初の流行注意報(基準値10人)を出した。中でも松江は30・18人と警報レベル(30人)を超えた。子どもたちの感染が大半を占め、島根県感染症対策室は手洗いや消毒など感染予防の徹底を求めている。 

 同室によると、島根県内でこの時期に注意報を発表するのは、過去10年で最も早い。保健所管内別では、松江(定点医療機関11)の30・18人が最も多く、...