年賀はがきを手作業で仕分けるアルバイトスタッフ=松江市東朝日町、松江中央郵便局
年賀はがきを手作業で仕分けるアルバイトスタッフ=松江市東朝日町、松江中央郵便局

 新年が近づき年賀状の仕分けがピークを迎えている。松江市東朝日町の松江中央郵便局では24時間態勢で元日以降の配達に向けた準備を進め、局員らが作業に追われた。

 松江中央郵便局では年末年始に向け、アルバイトを約60人雇った。郵便番号を読み取り1時間で最大5万枚を処理する区分機3台がフル稼働。読み取れなかったはがきはアルバイトが手作業で地域ごとに仕分けていた。

 混雑を緩和するため郵便局の近くでは車から年賀状を投函(とうかん)できるよう人員が配置された。元日は午前8時から配達を開始する。同局では約120万枚を届ける見込み。

 松江中央郵便局郵便部の神守良明部長(50)は「局員総出で、皆さまの心のこもった年賀はがきを元日に届けるよう準備している」と話した。(林李奈)