「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」のチラシ
「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」のチラシ

 島根県民会館(松江市殿町)の1月の名画劇場は20日、「キャロル・オブ・ザ・ベル 家族の絆を奏でる詩」(2021年、122分)を上映する。第2次世界大戦下、領土を奪われ翻(ほん)弄(ろう)されるウクライナ、ポーランド、ユダヤ人の3家族が、大地と子どもたちを守り抜こうとする姿を描く。

 1939年1月、ポーランド領でユダヤ人が住む母屋に、ウクライナ人とポーランド人の家族が引っ越してくる。第2次世界大戦開戦後、ポーランド人とユダヤ人の両親は迫害を受ける。ウクライナ人の母であり歌の先生でもあるソフィアが、ユダヤ人、ポーランド人の娘たちを必死に守り通して生きていくストーリーだ。

 上映は午後2時からと同6時半からの2回。料金は一般千円、学生500円、未就学児無料など。問い合わせは県民会館チケットコーナー、電話0852(22)5556。