県道沿いにお目見えしたかかし=大田市三瓶町池田地区
県道沿いにお目見えしたかかし=大田市三瓶町池田地区

 【大田】国立公園・三瓶山麓の大田市三瓶町池田の県道沿いに22日、かかし14体がお目見えした。住民グループ「池田すこやかクラブ」(28人)のメンバーが地域の活性化を目的に作り、設置。愛らしくユーモラスな姿が、ドライバーら道行く人々の目を楽しませている。

 かかしはそれぞれ高さ1メートル余りで、地元の伝統芸能の田植え囃子(ばやし)を舞う姿や住民たちが体操をする様子、農作物を荒らすサルを追い払う場面などを再現した。

 わらを体の材料に用い、各自が持ち寄った服や靴、手拭い、お面を身に着けた。6月上旬から作品の構想を練り、完成させたという。

 この日は同クラブのメンバーら4人が集まり、池田まちづくりセンター(大田市三瓶町池田)近くのバス停横の私有地に、かかしを設置。地面にくいを打ち込み、ひもなどで固定した。秋ごろまで飾る予定だ。

 取り組みに参加した、近くの中村和平さん(90)は「多くの方々にかかしを見ていただくことが地域のにぎわいにつながる」と期待し、同クラブの原田敏隆会長(66)は「製作する側にとってもこうした活動は励みになる。恒例行事として定着できたらいい」と述べた。(錦織拓郎)