昨年の角川俳句賞は野崎海芋の「小窓」50句に決まった。評価につながったのは季語の扱い。「俳句」11月号掲載の選考座談会では、〈学食の半地下の窓辛夷の芽〉〈パソコンをぱたりと閉ぢて日...