島根県水産技術センターがまとめた2023年漁期前半(8~12月)の底引き網漁業の水揚げ動向で、浜田漁港を基地とする沖合底引き網(4船団)の1船団当たりの水揚げ額が平年比25%増の2億1615万円となり、過去最高を更新した。漁獲量は19%減の253トンだったものの、新型コロナウイルス禍が和らぎ、都市部の飲食業界を中心とした需要が回復し、単価が上昇傾向となった。

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