島根県警による誤った速度超過の取り締まりを受け、道交法違反罪で罰金各6万円の略式命令が確定していた2人について、最高裁第1小法廷は8日までに、略式命令を破棄し、裁判手続きを打ち切る公訴棄却の判決を言い渡した。7日付。岡正晶裁判長は「略式命令は法令に違反し、被告に不利益であることが明らかだ」と判断した。

 有罪が確定した裁判に法令違反があった場合、...