優勝のゴールテープを切る大東文化大の野田真理耶(左)=松江城大手前
優勝のゴールテープを切る大東文化大の野田真理耶(左)=松江城大手前

 第45回まつえレディースハーフマラソンが17日、日本陸連公認コース(21・0975キロ)で開かれ、大東大1年の野田真理那が優勝した。

 ▽成績 
(1)野田真理耶(大東大)1時間12分1秒
(2)小林(大阪学院大)1時間12分3秒
(3)谷本(名城大)1時間12分5秒
(4)立迫(天満屋)1時間12分18秒
(5)原田(名城大)1時間12分29秒
(6)蔦野(大東大)1時間12分57秒

◆トラックで培ったスピード見せつける◆

 最後の直線で抜けだし、ゴールした瞬間は全身で喜びを表現した。混戦を制した野田真理耶(大東大)は「最後まで粘って勝ちきることができた」と振り返った。

 7メートルを超す風が吹き、最初はきつい場面があったという。「ラストスパートが勝負になる」と前に出ず、体力を温存した。

 15キロ地点を過ぎても余裕があったという。最後は先頭を引っ張ってきた谷本七星(名城大)らとスプリント勝負。ラスト300メートルで仕掛け、トラックで培ったスピードで突き放した。

 5年前の大会は、大学の先輩でパリ五輪に内定している鈴木優花(第一生命グループ)が1年生ながら優勝している。野田は「今年の経験を糧に来年のまつえレディースも頑張りたい」と意欲を見せた。