メダカすくいに挑戦する児童=松江市宍道町上来待、宍道農村環境改善センター
メダカすくいに挑戦する児童=松江市宍道町上来待、宍道農村環境改善センター

 松江市宍道町上来待の宍道農村環境改善センターで3月31日、「メダカ族と過疎地で楽しむイベント」があり、来場者はメダカすくいや飲食店の料理を楽しんだ。

 メダカの愛好家で地元の主婦、犬山幸穂さん(30)が宍道町を盛り上げようと企画した。会場にはメダカ屋やキッチンカーといった約30ブースが参加した。

 県内外からメダカを扱う業者6店が出展。目が黒い「パンダ」や金魚のような赤い「紅帝リアル」といったさまざまな種類のメダカが並んだ。メダカすくいのスペースもあり、子どもたちが袖口をぬらしながら、メダカを次々に捕まえていた。

 来場者は開花した桜を見ながら、たこ焼きやフルーツサンドなども楽しんだ。

 松江市の義務教育学校玉湯学園3年、上田健人君(8)は「6匹すくえてうれしい。大切に家で飼いたい」と話した。(林李奈)