【江津】江津市二宮町、島根職業能力開発短期大学校(愛称・ポリテクカレッジ島根)の入校式が4日、同校であり、新入生44人が学生生活のスタートを切った。
同校は機械加工やコンピュータープログラム、建築などの技術者を育成する。生産機械技術、電子情報技術、住居環境の3科があり、2年間で学ぶ。新入生は島根25人、鳥取5人、広島8人など7県から入校した。
千原雄史校長(56)は「現代社会は現在進行形で進む産業の転換期。知識や技術、技能とともに自ら学ぶ姿勢を身につけてほしい」と式辞。新入生を代表して住居環境科の沙魚川(はぜかわ)士温(しおん)さん(18)=島根県隠岐の島町出身=が「それぞれの技術分野で切磋琢磨(せっさたくま)し、実践技術者として社会で活躍すべく励みたい」と宣誓した。(村上栄太郎)