鳥取県北栄町が、耐用期限の2025年度末で事業廃止し、撤去を予定する海岸部の町営風力発電施設9基について、3月末までに複数の事業者から譲渡希望があり、対応を検討している。既に再生可能エネルギー事業を手がける別の事業者が、撤去を前提に跡地を利用する新しい風力発電事業を計画しているが、撤去する場合「10億円」と見込む町の財政負担が軽減されるメリットもあり「共存」の可能性を見極める。

 町は当初、...