久保田章市市長(左)の激励に耳を傾ける研修生=浜田市浅井町、浜田医療センター
久保田章市市長(左)の激励に耳を傾ける研修生=浜田市浅井町、浜田医療センター

 【浜田】浜田市浅井町、浜田医療センターで勤務する初期研修医の歓迎会が5日、同センターであった。研修医15人が浜田市の久保田章市市長や関係者から激励を受けた。

 国家試験を合格した医師は2年間、複数の診療科で研修する。

 歓迎会の対象は研修1年目の8人と2年目の7人。感謝を伝えるとともに将来、地域に定着してもらおうと、浜田市健康医療対策課が企画した。

 久保田市長は「県西部は高齢者が多く医療への期待が大きい。立派な医師になってほしい」と語りかけ、市内の観光情報を記した冊子と市内で採れた蜂蜜などの記念品を手渡した。

 江津市出身で研修医1年目の浅沼遥さん(25)は「浜田圏域で活躍できるよう専門以外の分野もしっかり学びたい」と話した。

 センターによると、近年は初期研修医の募集定数7を満たす状況が続いているという。

(中村成美)