江津市波積町の市指定文化財「岩瀧寺(がんりゅうじ)の滝」周辺を歩くイベントが7日あり、参加者150人が、近くの波積ダムの景色も楽しみながら心地よい汗を流した。
滝の名称の由来になった岩瀧寺で地図を受け取り出発。水を蓄えた波積ダム周辺を歩きながら2キロ離れた滝に到着した。下流にある波積ダムの試験湛水(たんすい)の影響で水位が上がって遊歩道が水没しており、そばまでは立ち入れなかったが、参加者は4段が連なる滝から水が流れ落ちる光景に圧倒され、記念写真を撮った。
浜田市の石見小学校5年、伊藤潤君(10)は「滝から流れる水の音に迫力があった。ダム湖もとてもきれいだった」と笑顔で話した。
地域内外の有志40人でつくる実行委員会が毎年開催。寺の境内では、子どもたちや住民らの飲食ブースなどが設けられ、歩き終えた参加者が買い求めた。(村上栄太郎)













