江津市敬川町を流れる敬川の下流で14日、川幅60メートルいっぱいにこいのぼり20匹が姿を現した。家庭で使われなくなったこいのぼりを活用した地元まちづくり団体の恒例企画で、通りかかった人たちが眺めている。5月11日まで。
地元住民でつくる敬川まちづくり協議会(大坂英晃会長)が2010年に取り組みを始めた。雲一つない晴天の中、44~66歳のメンバー13人が川の両岸にある電柱にロープをくくり、長さ2~5メートルのこいのぼりを掲揚した。
同協議会まち事業部長の浜松尚樹さん(50)は「四季折々で楽しめる景観が敬川にある。こいのぼりを通して地域の魅力を知ってほしい」と話した。
(村上栄太郎)