新型コロナウイルスの5類移行後、初のゴールデンウイーク(GW)が27日に始まる。物価高騰の中、観光客の動向は費用が安く、近距離で、日程が短い「安・近・短」が予想されており、山陰両県の観光施設は、マイカーでの来場を見据えた駐車場確保や料金の安さをアピールし、書き入れ時に備える。
20日にリニューアルオープンした水木しげる記念館(境港市本町)は、コロナ前の2019年の水準に迫る1日最大3千人の来館者を見込む。連休前の26日には早くも県内外の観光客が訪れ「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクターオブジェと記念撮影する姿が見られた。
「子どもからお年寄りまで幅広く楽しめる内容になった」とアピールする同館の庄司行男館長は「安・近・短」の動きを踏まえ「まずは山陰両県の人に訪れてほしい」と期待を寄せる。
近距離からの来訪となれば、...