血液のがんの一種で、高齢になってから発症することの多い多発性骨髄腫。さまざまな治療薬が登場したが再発することが多い難治性の病気だ。米製薬大手ファイザーが免疫を活用する新たな仕組みの薬を開発し、厚生労働省が今年3月に製造販売を承認した。患者や専門家は「病気の克服の道が見えてきた」と期...