色とりどりの鳥形木工玩具が並ぶ会場内＝大田市仁摩町天河内、仁摩サンドミュージアム
【大田】大田市仁摩町天河内の仁摩サンドミュージアムが、島根県産の杉を材料とした市内の小学生制作の鳥形木工玩具を展示している。黄、緑、青、ピンクなど児童が思い思いの色を塗ったカラフルな２２体が来館者の目を引いている。１１月１０日まで。
玩具は長さ約２０センチ・幅約５０センチで、池田小（三瓶町）と川合小（川合町）の児童が６月に同市山口町の「三瓶こもれびの広場木工館」で制作。杉の板を糸のこで切り、色付けした後にひもを通して組み立てた。
一年計砂時計を望むホールや通路、休憩室につるして展示中。サンドミュージアムの小川英二事務局長は「玩具がずらりと並んだ様子は本当に見応えがある。家族連れなどにゆっくり鑑賞してほしい」と話した。
入館料は高校生以上７３０円、小中学生３６０円。祝日を除く毎週水曜が休館日。 （錦織拓郎）
